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自費出版の絵本の作り方とよくある悩みについて 

最近は大人の間で作り手を目指す人が増えており、1種の絵本ブームともいえる状況です。

絵本の作り方を学べる教室や通信講座があり、さらに電子書籍という紙以外の出版方法もあることから、かつてに比べると自費出版による絵本作成はしやすい環境にあるといえます。

絵本を作るとなると、やはりプロではない人だと悩みに直面し悩んだあげく「やはり素人には無理なのか」と考え込んでしまった方もいるのではないでしょうか。

本稿では、自費出版の絵本の作り方と、絵本作りの過程で直面しやすい悩みとその解決法について詳しく解説します。

自費出版とは著者が出版費用を負担して本を出すこと



自費出版は、著者が自分で費用を負担して書籍を世に出すことです。
通常絵本の作成は、出版社が企画を立て、プロの作家に依頼し作成、そして書店で販売するという商業出版が一般的です。

自費出版は、家族や友人に配るまったくのプライベートなものから、出版社が関与して書店での販売を前提としたものまで、その形態は様々です。

自費による「出版」という場合は、自費出版に対応している出版社や製本業者に出版を依頼する必要があります。出版までにかかる費用は、基本的に著者の負担です。

絵本の作り方の基本を4ステップで詳しく解説


絵本作りの工程を4つにわけてご紹介します。

1. 物語の流れを考える


頭の中だけで物語を完成させるのは大変ですので、まずはノートなどに物語の内容・あらすじ・登場人物などを書き出していきましょう。

書き出していくうちに新たなアイデアが浮かぶ場合もあるので、断片的にまずは思い描いているイメージを言葉にすることが大切です。

2. 物語のシーンをページに割り振る


絵本は小説のようにページ数を多くすることは基本的にできません。限られたページの中で、絵を描き、物語を展開させる必要があります。そのため、各ページにどんなシーン・文章を割り当てるかは、絵本作成において重要です。

3. ラフ画を描いて全体像を作り上げる


ラフ画とは、実際にどんな絵を描くかのイメージ図のようなものです。ラフ画を書くことで、絵本の全体像が見えてきます。

4. 原画を描く


文字のレイアウトをどうするかも決める必要があります。

これらの工程を経て原画が出来上がれば出版社・製本業者に入稿し、問題がなければ書籍化・出版が行われます。

絵本を作る際によくある悩みと対策



以上の4つのステップは、実際にやろうとするとうまく行かないことも多いです。

特に初めて絵本作りに挑戦するという場合、大きな壁にぶつかってしまい、完成までたどり着けないというケースはよくあります。

生じやすい問題は、ストーリーがまとまらない、絵をうまく描けない、という状況です。

ストーリーがまとまらない


絵本をつくる場合、絵がある程度得意という方が大半です。そのような方は絵のイメージが先行してしまい、物語がまとまらないという問題が出てきます。

物語の展開に行き詰まったら、まずは自分が思いついたシーンや、描きたいと思っている絵を描きましょう。

絵を複数枚描いた後で、すべて並べ、そこからイメージされるストーリーを考えるとまとめやすくなります。

すべてを頭の中で考えるのではなく、絵・イラストを前にして、物語の流れや登場人物の特徴などを改めて考えるとよいでしょう。

あるいは、描いてみた絵を他人に見てもらって、どんなストーリーがイメージできるか尋ねてみるのもおすすめです。

そのまま使うことはできなくても、ヒントをもらえるかもしれません。

絵を描けない


絵本の物語は思いついたものの、絵に自信がないという方もいるでしょう。

その場合は、ラフ画として大まかなイメージを設計図として描き、その内容に沿った形で絵を描ける人にお願いするのも1つの方法です。

ラフ画は上手に描けなくても問題ありません。どんな絵を盛り込みたいのか、構図や人物、風景などの概略を示せればそれでよいのです。

実際の絵を描くところだけ、上手な人に任せます。

自費出版の絵本は世界で1つ!作成後は一生の宝物に


絵本の自費出版は費用こそかかるものの、自分だけの作品を作る喜びを感じられます。

出版社の協力を得て書店で販売すれば、印税を受け取ることもできます。

作成をする場合、ストーリーがまとまらない、絵をうまく描けないといった問題もでてきます。その際、まずは自分の得意とするところから始めるとよいでしょう。

ストーリーがまとまらないときは、まずは絵を描いてそこから物語の展開を考えます。

絵が描けないときは、ラフ画のみ書いて、実際の絵は得意な方にお願いするのも1つの方法です。


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