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書籍紹介

文芸(小説・詩・エッセイ)
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裁きの鱗

裁きの鱗

ナイオ・マーシュ
ISBN:  9784434288425 / 2021年3月発売 / 1540 円(税込)

物語は、今なお封建的な風習が色濃く残るイギリスの小さな田舎で発生します。准男爵の称号を持つハロルド卿が「ビック」という言葉を発しながら息を引き取ります。息を引き取る前にハロルド卿は自身の「告白」ともいうべき原稿をカータレット大佐に託し、公表するかどうかを委ねていました。しかし、その数日後、カータレット大佐も死体で発見されます。ボトム橋の近くの川に生息し、地元では“伝説の大物”と呼ばれれているマスは、釣り上げられた後、なぜ移動していたのか? ハロルド卿が発表しようとしていた原稿には何が書かれていのか? 事件を担当するロデリック・アレン警警部は散らばった証拠を拾い集め丹念に解きほぐし、真相にたどり着きます。随所に張り巡らせた伏線、意外性のある真犯人、供述から徐々に犯人を絞り込んでいく緊迫感、まさに英国黄金期の本格ミステリの面白さを堪能できる傑作。

狂気の銃弾

狂気の銃弾

根本 弘史
ISBN: 9784434286292 / 2021年3月発売 / 1430 円(税込)

病院の集中治療室で起きた前代未聞の銃撃事件。なぜ、男たちは傷ついた仲間を殺さなければならなかったのか。組織犯罪対策課の元警察官が、暴力団による銃犯罪をリアルに描いた快作! 私は絶対許さない。突然、父親を亡くした女性の言葉が、強く私の胸を刺した。大切な人を理不尽に殺された者は、どうすることもできない怒りと悲しみを抱えながら生きていかなければならない。そんな思いをする人たちが少しでもいなくなってくれることを願うばかりである

おーい、モモ松!

おーい、モモ松!

平塚保治
ISBN:  9784434287107 / 2021年3月発売 / 1320 円(税込)

筆者は仕事をやめてポルトガルへ旅立つ。到着後、大学の初級外国人コースに入学し、下宿も決めたものの言葉も分からず、思考はどんどんとネガティブな方向へ。そんな時、下宿先の娘からの一言がきっかけとなり、積極的に出歩くようになり、ポジティブに豹変。徐々に言葉も理解できるようになり、ポルトガル人の人柄にも馴染んでいき、友人も増えてきた。そんな時、運命的に出会ったのがバーニーズ・マウンテン・ドッグだった。この犬種は成犬で体重が約50キロにもなる大型犬。性格は、温和で従順、飼い主との絆を大切にする。“モモ松”と名付け飼い始めてから常に行動を共にした。その後、数多くの思い出を残して、5年ぶりに帰国。それからは、車の後部座席を改装し、休みの日にはモモ松と泊まれるペンション巡りを楽しんだ。しかし、そんな楽しい日々にもついに最期の時が訪れる……。モモ松と筆者の出会いと別れを愛情を込めて綴る。愛犬家号泣必至!

掌編集 てのひらの愛2

掌編集 てのひらの愛2

やまねよしみ・四方康行
ISBN: 9784434286247 / 2021年2月発売 / 880 円(税込)

書くことで心は浄化されていく──祖父母から教わった大切なこと、父親への思い、母親との葛藤。これまでの人生を回想し、胸の奥にある感情を綴った掌編集。自分を「ハンサム」だと思い込んでいたら…。「つるむ」という言葉の意味は…。「ビールは注がない」ほうがいい…。共著者である大学教授の夫が「言葉」や「文化」について考察したユニークな3編も収載。

閑居老人日誌

閑居老人日誌

藤目 雅骨
ISBN: 9784434285998 / 2021年2月発売 / 1650 円(税込)

妻に捨てられ子供を失い一人で暮らす老人のもとに、一匹の野良猫が現れた。病気を患う老人は医師の誤診を疑ったり、全快を期待しては落ち込む日々を繰り返す。行きつけの飲み屋で過ごす常連たちとの時間や心癒やされる猫との会話(?)を通して、年老いた男の心の内側を描いた物語。

走ること2 何かを変えるには、走り始めてみることがある

走ること2 何かを変えるには、走り始めてみることがある

本田 賢
ISBN: 9784434284793 / 2021年1月発売 / 1100 円(税込)

頑張って走っても結果は出せないことが多いが、やり続ければ自分が思うところに必ず近づける。未来の夢を想像しながら自分の明日を創造する。新しい可能性を切り開いていく──それが著者の「走ること」。海外赴任中もランニングを続けた、不器用な中年オヤジの愉快(?)な走行記。何かをきっかけに大きく自分が変われたと感じることは、きっと誰にでもあるだろう。大切なのは、行動を起こし、続けること。暮らしの中でそれが困難なときも、できることを積み重ねていけば私たちの未来は必ず開ける。

「ちょこっと」を普通に生きて 少年 丈二

「ちょこっと」を普通に生きて 少年 丈二

美囲家 恭
ISBN:  9784434283925 / 2021年1月発売 / 1100 円(税込)

毎日が「ちょこっと」の連続であると思う。その「ちょこっと」を普通に当たり前にそれぞれの知恵を周りの人達に教わりながら実践し、成長して欲しい。その先が勝ち組なのか負け組なのか分からない。いずれは自分で進行方向を定め、舵を切れば良いことである。普通の生活ってどんな風?と聞かれた時、「普通」の定義は人様々であり、一言では表せない。昭和から平成そして令和になってどんな「普通」がその時代に合った生き方なのであろうかと自らを作中の主人公に投影し、幼い頃の記憶を呼び覚まし綴った私小説的追想記。

うつりゆく時をたずねて

うつりゆく時をたずねて

小泉 清
ISBN:  9784434283932 / 2021年1月発売 / 1540 円(税込)

昭和27(1952)年生まれの元新聞社勤務の著者が、平成22(2010)年から続けている個人サイト「季節を歩く」の記録の中から、自らが特に印象に残り、今につながる22話を抽出。「1 あの戦争を忘れない」「2 この土地に立つ」のテーマに編んで写真とともに収載。全国各地を訪れ、土地の自然や人々と親しくふれあいながら取材を深め、さまざまな風土や歴史のなかで育ち、なりわいを重ねてきた人々の生きた言葉、記憶と証言などを書き留めた、心情あふれる探訪記。

椋の木のある家

椋の木のある家

椎原はつ子
ISBN:  9784434284540 / 2021年1月発売 / 1320 円(税込)

嫁ぎ先の義母が認知症に…。壮絶な介護生活の中、否が応でも自らの人間性と向き合い、苦しみ、後悔しながらもそれらを乗り越えたとき、見えてきた世界があった。実体験を交え、綴った感動の物語。

沈黙の海嶺

沈黙の海嶺

福島佑一
ISBN:  9784434282096 / 2020年11月発売 / 1650 円(税込)

潜水艦は沈没の喜機に瀕していた…、極限状態に置かれた時、人間の真価が問われる!兄の切腹の介錯を務めることになった弟は…武士社会の非情を描いた時代小説短編『雪解雫』を併録。

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