冨永 滋
ISBN: 9784434314025 / 2023年1月発売 / 1,430 円(税込)
降る雪のひとつひとつにそれぞれの空があるという。秤の両端の片方には嘆きをもう一方には沁みるような愛を。そうやって幼年時代を脱ぎ捨て人生へ踏み出した。勇敢に初々しく。(冨永滋 / 追録・内田英夫〈拾遺〉)。
大谷 明
ISBN: 9784434315367 / 2023年1月発売 / 1,650 円(税込)
ピンピンコロリ(PPK)から認知症・百歳・介護(nhk)の時代へと進み、富の象徴(不動産)はむしろ負担(負動産)となり、相続関係の法律や税法もどんどん変わっていきます。今日から早速、自分の老後をプランニングしましょう。
今西 薫
ISBN: 9784434314476 / 2023年1月発売 / 550 円(税込)
現代という時代、この作品を読まれた方の多くは、リア王の強い思い込みと激情に駆られて即断するという「愚かな罪」に対しては、「罰」が厳しすぎるのでは?と思われるのではないだろうか …… いつかまた原作品や改作のほうが良しとされる日が来るかもしれない。これは人々の受容性、感性しだいだ。
古田 柊二
ISBN: 9784434310843 / 2022年12月発売 / 1,540 円(税込)
1981年、大学のキャンパスで出会った三人。永遠だった筈の友情は、雪乃の唐突な失踪により崩れてしまう。それから三十余年が経ち、彼女から届いた一通の手紙。そこに書かれていたこととは…。封印されていたあの頃が蘇り、托された想いを道標に、初老を迎えた「若者たち」が再会へと動き出す。切ないほどに純粋な約束が三人の心を繋ぎ、其々の人生を温かく包む感動作。
黒崎優吾
ISBN: 9784434315282 / 2022年12月発売 / 1,980 円(税込)
風間徹治は高校ラグビーの指導者として強豪ラグビー部を預かるが、自身の起こした体罰事件を端緒に挫折。その後は他校に転任。そこにも弱小ラグビー部があったものの、教育とラグビー指導への情熱を失った風間は一切関与しようとしなかった。だが、類稀なラグビーセンスの持ち主である草薙透が入部。草薙は風間に監督就任を要請した…。再びラグビー指導者としての歩みを進める風間。強豪チームから弱小チームへと環境が激変した中、風間の真の再生はなるか。
千葉紫寿
ISBN: 9784434315275 / 2022年12月発売 / 1,760 円(税込)
20世紀初頭、混乱を極めた東南アジア、ラオス人としての矜恃を支えに怒涛の時代をひたむきに生きぬいた一人の男とその家族の波乱に満ちた物語。
梶原博毅
ISBN: 9784434311246 / 2022年12月発売 / 2,200 円(税込)
古代メソポタミア・古代エジプトに端緒を開いた人類の自然科学的思考、その精髄は古代ギリシャの偉人たちによって更なる開花を見せ、哲学の一部門としての自然学(自然哲学)として発展していく。本書では医学の発展の歴史はもちろん、その理解のために必須となる古代ギリシャ文明の諸要素を豊富な図版とともに総合的に解説する。
龍 門汰
ISBN: 9784434314711 / 2022年12月発売 / 1,760 円(税込)
農の学びは全ての学問に通じる。健康な生活は健全な水と食糧があってこそ成り立つ。半世紀にわたる知見の全てを公開し、電子農業の歩みを綴った集大成の書。
佐々木憲治
ISBN: 9784434303913 / 2022年12月発売 / 1,650 円(税込)
アメリカ映画をはじめ諸外国や邦画の中で軍事法廷で、制服を着た軍人たちが“言葉を武器”に戦う姿は見応えがある。その際、裁判制度や法律などの予備知識があれば、登場人物の心理や言動の意味がより深く分かるであろう。本書はその“攻略本”としてまとめ、軍事司法の将来を展望。
牧 俊太郎 田中繁美
ISBN: 9784434310973 / 2022年12月発売 / 1,210 円(税込)
一方は靖国神社に祀られる戦争被害者としての父を持ち、他方は、戦時中、特高警察として反戦を鎮圧した父を持つ「靖国の子」と「特高の子」。80歳を越えた今、直接戦争を知る最後の世代としてそれぞれの立ち位置から語る、それぞれの「靖国」。