長尾 志朗
ISBN: 9784434301834 / 2022年3月発売 / 2,750 円(税込)
壁画をつくる原動力は遺族の心情にある。壁画にこめられた意思表示を読み解くことは、古墳に封印されたはずの秘事を摘出することになった。わたしの説明で、描き手や遺族が納得してくれるかは自信がないが、それでも真意の一端を代弁しているはずである。
内藤 正俊
ISBN: 9784434299834 / 2022年3月発売 / 1,100 円(税込)
異言は悪霊が語らせる?異言を語れない者は救われていない?異言にまつわる諸悪の根源は、聖人崇拝にある。異言を語ることの意義を明らかにするために聖霊とは何かを説き、聖霊臨在のしるしとしての異言について解説する。
上山 慧
ISBN: 9784434298172 / 2022年1月発売 / 2,500 円(税込)
神戸における社会主義運動のはじまりと背景、社会主義組織「神戸平民倶楽部」の活動、倶楽部員の岡林寅松・小松丑治らと大逆事件の関係について、記録調査・先行研究・新資料をもとに7年がかりで集成。大逆事件刑死から110年、全国各地で連座者の名誉回復・顕彰運動が続けられるなか、事件の真実の一端をあきらかにする。
浅井芳人
ISBN: 9784434295980 / 2021年10月発売 / 1,100 円(税込)
2019年12月、中国湖北省武漢で新型コロナウイルス感染症の最初の発症例が報告されて以来、瞬く間に全世界に蔓延し、現在も感染は拡大し続けている。各国政府はそれぞれ独自の対応はしているが感染収束に成功している国は少ない。感染拡大を抑えきれていない国に共通しているのは、経済を重視し生命・科学を軽視していること、そして医科学の眼力を有した感染制御対策の指導者・指導機関が不在であることである
ぼんくら
ISBN: 9784434295973 / 2021年10月発売 / 1,320 円(税込)
コロナ禍の世界で、宗教は無力なのか。自らを「ぼんくら」と称する筆者が、長年にわたり学んできた仏教に関する考察を纏めた仏教論。
松田統聖
ISBN: 9784434295430 / 2021年10月発売 / 2,200 円(税込)
気学とは人生を切り拓く運命学。基礎的な知識と技法の解説から、気学の初歩ともいうべき「象意」の意味と意義を紐解いていく。気学の基盤を再構成する試み。
鴨志田恒世
ISBN: 9784434293481 / 2021年8月発売 / 1,540 円(税込)
人類は其の高度な物質文明を以て地球上で最も繁栄する種となった。しかし、今やその文明が人類存亡の危機を齎そうとしている。その原因の一つは、小宇宙(ミクロ・コスモス)といわれる人間性の究明を怠ったからにほかならない。私達は一刻も早く二十一世紀に相応しい倫理観を確立することが要請されている。「 二十一世紀に相応しい倫理観と行為の規範」を示す書。
劔 邦夫
ISBN: 9784434292071 / 2021年7月発売 / 1,100 円(税込)
この地球に初めての生命が誕生して以来、わずか38億年の間に人間のような超複雑な生命体に進化する確率は、ほぼ現実にはあり得ないのです。しかし、私達は現に今ここにいます。我々人間は宇宙の真空に記憶されている過去の全ての生命の失敗や成功から情報を得て、極めて効率よく今のような姿に進化したと言えるのではないでしょうか
「自の認識」の不思議が描かせた死後の世界 故人は想いだしてくれる人の心のなかで生きている
杉山弘道
ISBN: 9784434290428 / 2021年6月発売 / 1540 円(税込)
昔から、人は死後の世界を空想し、死に対する不安や恐怖を抱いている。それは死後の世界が空想しかできない所だからだ。空想であれば天国や地獄など、いかなる世界をも想い描くことが可能なので、そこには天国しかないと考えることができればいいのだが、地獄もあると考えてしまえば、死後の世界に不安や恐怖を感じるのは当然のこと。例えば、死後、何ものかに生まれかわる「転生」という現象があり得たとしても「生前の個の記憶が転生後の個に引きつがれることはない」等の客観的事実にもとづいて、筋道を曲げずに向き合っていけば、それが現世的思考の枠内でしかなくても、いくらかでも合理性のある答えが得られるのではないかと思考を重ねた。しかし、空想しかできない死後の世界のことは、どの宗教宗派の描く来世像にも非合理や矛盾が入るのは避けられない。死後の世界の話は、合理性を求めると「矛盾」という迷路にはまってしまうのである。
林 田鶴子
ISBN: 9784434290817 / 2021年6月発売 / 2200 円(税込)
『萬葉集』に使用されている単語・語句を五十音順に並べ、その萬葉仮名を列挙し、各々に、その出典歌の番号を記した。単語・語句は歌のみとし、前詞、左右の注は省略。