関口 彰
ISBN: 9784434337888 / 2024年3月発売 / 1,870 円(税込)
二十一世紀の今日、こんな馬鹿げ過ぎた大事件を黙視したまま歴史は前に進めるだろうか。ヒットラー以上の残虐な人生を秘め、戦争犯罪人として、後世の歴史で裁かれるであろうプーチン。ウクライナへの鎮魂に掌を合わせての、これは歴史的証人となる献書である。
わたなべこうじ
ISBN: 9784434334009 / 2024年3月発売 / 1,430 円(税込)
随想と小説、事実と虚構、自然と不自然、などのションバタ(境目)に惹かれ続けている英文学老学徒の過去返り。そこで展開されているのは大阪の異母姉妹のことだけではない。
赤塚一誠
ISBN: 9784434335556 / 2024年3月発売 / 1,100 円(税込)
私は三人の親に捨てられた。過酷な人生を、血を吐くような思いで綴った自伝的短編小説集
とう乃ほゆ
ISBN: 9784434334436 / 2024年3月発売 / 1,540 円(税込)
源氏物語に傾倒した現代の女官がつづる京都滞在の日記物語。主人公は皇族の若い女宮さま、乗り越える壁はマスコミ・バッシング。国民的議論の呼び水にもなるよう、提起と私論も織り込み。大阪の出版社による京ことばと大阪弁がたびたび顔を出す展開。
稲井一雄
ISBN: 9784434333828 商品説明 / 2024年2月発売 / 1,650 円(税込)
世界に先駆けた女性医師の生涯とその一族ーー 江戸末期から明治初期、激動の時代に阿波国(徳島)芝原で活躍した稲井静庵。男性中心主義の封建社会にあって、社会的、性的、身体的な障害を乗り越え、一人の医師として、そして当主として稲井家を再興させた彼女は、はたしてどのような人物だったのか。視力を失ってなお仁術に生きた静庵と、彼女に繋がる一族の三百五十年の歴史に迫る、渾身の一書。
高橋 昌久
ISBN: 9784434330278 / 2024年2月発売 / 2,200 円(税込)
主人公である「アメリカ人」ニューマンのフランスでの出会いや交流を描いたイギリス人作家ヘンリー・ジェイムズの作品を翻訳。「マテーシス翻訳シリーズ」第九弾。下巻。
高橋昌久
ISBN: 9784434330261 / 2024年2月発売 / 2,200 円(税込)
主人公である「アメリカ人」ニューマンのフランスでの出会いや交流を描いたイギリス人作家ヘンリー・ジェイムズの作品を翻訳。「マテーシス翻訳シリーズ」第九弾。上巻。
高橋昌久
ISBN: 9784434330285 / 2024年2月発売 / 1,430 円(税込)
マテーシス翻訳シリーズ」の記念すべき第10弾はフォン・ホフマンスタール著『アンドレアス』です。この作品には得体の知れないエネルギーがあるということである。中盤の独りで山頂に登った時を筆頭に、鬼気迫るような、混沌としたものがあり、それが読み手を虜にする。それはツヴァイクの述べたドイツ語の美しさからくるものだろうか?言語だけに留まらないものと私は考えている。だがそれ以上の深い考察は読み手に委ねたい。(訳者まえがきより) 隠れた名作をお楽しみください。
高橋昌久
ISBN: 9784434330254 / 2024年2月発売 / 1,540 円(税込)
大好評マテーシス古典翻訳シリーズ第八弾は、アルトゥール・ショーペンハウアーの『負けない方法、他二編』です。全体の見直しと大幅な脚注に加え、『思索について』と『読書について』を収録しました。本作は高橋氏による初邦訳であり、これまでに知られていなかったショーペンハウアーの欧米で最も読まれている作品の一つをお楽しみください。
高橋昌久
ISBN: 9784434330230 / 2024年2月発売 / 1,760 円(税込)
「幸福とは何か」。単純なようでいてたやすく答えの見つからない人類史上の難題。本作はイギリスの作家サミュエル・ジョンソンがこの難題に挑むいく人かの人々を見事に描き切った佳作である。翻訳を手掛けた高橋昌久氏もこのテーマについて深く考えたひとりであり、その洞察をもって『マテーシス』などの創作に昇華させた作家としての側面もある。どこか著者に似通ったところがあるように思う。「マテーシス古典翻訳シリーズ」第六弾。