ドロシー・ボワーズ 著 松本真一 訳
ISBN: 9784434245565 / 2018年6月発売 / 1430 円(税込)
同窓会で集まった同窓生の1人が他の2人の級友に「自分は殺されそうになった。命を狙われている」と打ち明けるが、級友たちは茶化してばかりいて、相手にしない。しかし数日後、その青年は死体で発見される。彼は生前、執拗に同じ種類の鳥のスケッチを描いていた。青年はなぜ殺されたのか?そして、青年は何のために、鳥のスケッチを描き続けたのか?ロンドン警視庁のダン・パルドー警部は、数多くの関係者に粘り強く聴取を続け、徐々に真犯人をあぶりだしていく。巧妙な謎解きと熟練した人物描写、女流作家による英国本格ミステリを初邦訳!
浅川剛毅
ISBN: 9784434246098 / 2018年6月発売 / 1430 円(税込)
大切なのは「相手の幸せを願う心」。運命に翻弄されつつ波乱万丈の人生を送った二人を、再び結びつけたのは…卒業記念公演で演じた『リア王』だった。
加納 劼
ISBN: 9784434247040 / 2018年5月発売 / 1430 円(税込)
室町時代「嘉吉の変」で乱れた京の街を舞台に、“酒屋と盗賊”の二つの顔を持つ、魅力的な主人公・覚正の思いと行動を軽妙洒脱な筆致で描いた時代小説。
今西 宏
ISBN: 9784434244070 / 2018年3月発売 / 1540 円(税込)
主人公有川佑介は69歳、建築物の安全性を担保する構造設計一級建築士である。がんと闘いつつ建築事務所の承継を決意し、過去に担当した医院の構造図面の不備への対処に苦慮している。そして若い頃想いを寄せた夫人との再会。「死」を身近にした「構造屋」の透徹した目を通して描く仕事と人生。
冨永 滋
ISBN: 9784434242397 / 2018年2月発売 / 1650 円(税込)
詩を書くことは存在の“輪郭”を残す願いー家を出る。道があり、行って帰る。ただそれだけのひたすらごとを日々の行とする。その中から本書の26篇の詩が生まれた。
福岡義隆
ISBN: 9784434243127 / 2018年2月発売 / 1100 円(税込)
江戸時代に作られた「古川柳」から、先人の知恵が伝わる「諺」、環境問題を詠った「俳句」、日常の暮らしが見える「現代川柳」まで、気象学者の著者が自作の句やエッセーを交えながら、自然環境と健康に関する作品の数々を紹介する。
工藤伸一
ISBN: 9784434243035 / 2018年2月発売 / 1320 円(税込)
湘南を舞台にした3作品、「はり絵がつなぐ恋 東海道藤沢宿物語」の伸吉とてる、「天神様の約束」の俊平と紗英、「いつか、上高地でフルートを」の諒太とあずみ。障害を持つ人を包み込む、育む愛。読者を優しく強い気持ちにする珠玉の小説集。
岸本美一
ISBN: 9784434242281 / 2018年1月発売 / 1980 円(税込)
それでも人は繋がり、生き続ける。時代に翻弄されつつ、世界を股にかけ戦い抜いた松田家三代の壮絶な生き様を描く歴史大河小説!
村崎 愁
ISBN: 9784434242861 / 2018年1月発売 / 1100 円(税込)
更正施設を舞台に人間の憎愛、暗明をあぶり出した衝撃作。彼女が問い続けたパズルの解とはー。