中村勲
ISBN: 9784434349447 / 2024年12月発売 / 1650 円(税込)
電車は春の陽を浴びた緑のトンネルをくぐり抜ける。樹々の葉っぱがきらきら光り、右に流れて行く。その向こうに見える山々には山桜の薄いピンクが灯っている。
全長2.6キロ、緑あふれるのどかな風景のなか、2両の電車が4駅をつなぐ多奈川線。その沿線にある中学校を舞台に、大人になりかけた少年少女とそれを見守る教師たちによって繰り広げられるさまざまなドラマ。
幸田裕
ISBN: 9784434347726 / 2024年11月発売 / 1980 円(税込)
広島県の山深い村で遊びまわった幼少期、職業会計人を目指しつつも麻雀にのめり込んだ大学時代。波乱に富んだ社会人生活。一生にただ一人、心から愛した妻との出会いと死別。それでも常に人との出逢いを喜び、楽しみ、成長の糧として人生を愛し続けてきた一人の男の人生讃歌。そして、人生はまだまだ続く!
工藤 堅太郎
ISBN: 9784434349041 / 2024年11月発売 / 1320 円(税込)
ひと月前、亮之介は箱根の山でその女に遭遇していた──。江戸の町に現れた美しき女剣士。女は二百年前の島原・天草一揆に端を発したキリスト教信徒迫害による怨念を抱え、復讐を誓っていたが……。俳優 福士誠治氏、推薦!!
リチャード・オースティン・フリーマン(著), 松本真一(訳)
ISBN: 9784434347665 / 2024年11月発売 / 2200 円(税込)
リチャード・オースティン・フリーマンの『ヘレン・ヴァードンの告白』は、20世紀初めに多数登場したシャーロック・ホームズのライバルたちの中でも最も人気を博した名探偵ソーンダイク博士が登場する長編作品です。
本格ミステリの醍醐味を堪能できる傑作、ついに初邦訳です!
桑原康一郎
ISBN: 9784434347757 / 2024年10月発売 / 1760 円(税込)
わたしたちの生には、果たして意味があるのか。完璧なものは記憶の中にしかない。「流れのままに」
束縛であり、自由であり、美しいもの、求めるものとして、ジェンダーはある。「女はみんな嘘をつく」
わたしたちは何処から来たのか、何処へ行くのか。一人の女流画家をめぐる協奏曲。「AKANE」
絵を描くように、想い出すように、消え逝く日々を詠いたい。束の間の時間のかけらとしての短歌集。「日々の響」
桑原康一郎
ISBN: 9784434347672 / 2024年10月発売 / 1760 円(税込)
ホメロス「オデュッセイア」、ジョイス「ユリシーズ」を継承し、トウキョウの街を黒犬のユリシーズが彷徨う。並列し、乱立し、共鳴し、不協和音を奏でる東京という大いなる物語。この都市では、すべての物語、すべての言葉が、等価に息づく。
和田昇介
ISBN: 9784434348730 / 2024年11月発売 / 1650 円(税込)
風花良太は、突然の転勤命令に悩み続けていた。所長は、エアコンの売り上げが目標に達していない現状を説明し、製造設計部門の強化が急務であるとし、風花がその適任者だと推薦したというのだ。長年働いてきた研究所に愛着を持つ彼にとって、転勤は受け入れ難いものであったし、家族にとっても大きな問題であった。帰宅後、妻と転勤によって引き起こされる様々な問題について話し合うが解決策が見えないまま夜が更けていく。
風花良太をはじめ、新たな商品開発に挑む技術者たちを通し、組織の中で生きること、人事を巡る人間模様、そして家族との絆を描く自伝的長編小説。
タオの風 ~字源解釈による新説と自由展開で噛み砕く『荘子』斉物論篇~
吹黄
ISBN: 9784434346675 / 2024年10月発売 / 2750 円(税込)
新解釈『荘子・斉物論篇』。
字源をもとに解釈したとき、『荘子』は新たな風を生み、私たちの心へ吹き抜ける。
そこで響くのは自身の心・あり方を意識的・客観的に見つめ続けることで知の明かりを灯し、そうして万物斉同の「道(タオ)」へ至るという、懐かしくも新しい涼やかな調べなのだ。
あらいぐまさん
ISBN: 9784434347733 / 2024年10月発売 / 1100 円(税込)
病状の安定した精神障がい者たちが、仲間たちと働きながら社会復帰を目指す作業所『ハトさん』。それぞれが心に傷を持ちながら、仲間や支援員さんとの交流を通して、社会復帰の道を探っている。そんなある日、「ボス」の座をめぐって小さな諍いが起こる。日々成長を目指し、自分と向き合い続けようとする誠とその仲間たち。対する横暴な猪熊グループ。果たして「幸せの果実」はどちらの手に?
マルオ マサミ
ISBN: 9784434347504 / 2024年10月発売 / 1100 円(税込)
あなたは、ヒトという生き物の滑稽さに気づかされるだろう。都市にある身近な公園を訪ね歩き、そこに生きる草花たちの生態を紹介した愉快なエッセイ。各話に添えられた物理学者アインシュタインの言葉が楽しい。