利かん坊 瓦石の輝き ガキ、ハナッタレ小僧っ子の想い出狂歌&戯れ言
竹野勇次
ISBN: 9784434189890 / 2014年3月発売 / 1210 円(税込)
“国境の如く張られた有刺鉄線ガキらが狙うモモ、ナシ、ブドウ”。昭和20年代後半から30年代中頃までの田舎の子ども生活、豊かな自然、懐かしい遊びや想い出を三十一文字に託す。都会とは縁のなかった団塊世代の子ども時代が今よみがえる。
女たちへ
武田雪緒
ISBN: 9784434188763 / 2014年1月発売 / 1320 円(税込)
ああ、だから“女”はやめられない。女って、面倒で、複雑で、おしゃべりで、見栄っ張りで、自分が一番かわいくて、嫉妬深くて、気分屋。でも、賢くて、柔らかくて、しなやかで強い…。そんな女たちの8つの物語。短編小説集。
裏天下人・宇喜多秀家 軍師官兵衛、最後の知略
伊吹 昭
ISBN: 9784434188503 / 2014年1月発売 / 1430 円(税込)
天下人を断罪する裏天下人・秀家と、柳生一族との死闘。秀吉、家康、天海、武蔵、十兵衛…歴戦の戦人が織りなす、壮大な物語。そして、戦いを終えた強者たちの想いは遙かな海へ。海洋交易立国を見据えた如水の知略とは!!
ササラの万葉集
関本耕吾
ISBN: 9784434188435 / 2014年1月発売 / 1100 円(税込)
夏休みの宿題は「万葉集」の感想文。古典が苦手な高校生「紗更」は、万葉の歌を全部書き写した奈良の「おじいちゃん」に会いに行く。祖父と孫娘の楽しげな会話を通して、分かりやすく紹介される古代の人々の心模様。恋人たちの切ない気持ちや、夫婦、親子の深い情愛は昔も今も変わらない。
残照の村から
小堀充清
ISBN: 9784434187957 / 2014年1月発売 / 1540 円(税込)
人生は、偶然の積み重ねなのか、必然なのかー。二人の男をめぐる様々な人生の姿。戦前戦後から平成に至るまでの播州地方・関西を舞台にした物語。
北摂山物語
鈴田 望
ISBN: 9784434184260 / 2013年10月発売 / 1650 円(税込)
2009年、「遺書」を残し失踪した、兄であり作家である多島斗志之氏の足跡をたどるために始めた登山。身近にある北摂の山々は、美しい自然、歴史と信仰にあふれていた。
帰郷と死音
日吉 平
ISBN: 9784434181238 / 2013年6月発売 / 770 円(税込)
1948年生まれ。愛媛県出身。帰郷と死音/不純物/帰郷/存在/冬の風景/観照/海/夢の中で/言葉がひとつ/行間/他
詩集 アプリコットの空
山本純子
ISBN: 9784434179631 / 2013年6月発売 / 1100 円(税込)
心に美しい物語があれば、人はきっと強く生きていける…。あなたの心にシンクロナイズする詩を見つけてください。著者の第3詩集。
尾道まで
岡田 勲
ISBN: 9784434179648 / 2013年5月発売 / 1320 円(税込)
定年退職した初老の男を主人公に、日常のこまやかな人とのふれ合いなど、老境にある情景を滋味溢れる筆致で描いた7編。
遠雷去らず
海棠結実
ISBN: 9784434176470 / 2013年4月発売 / 770 円(税込)
鎌倉末期、幕府御家人だった豪族、三浦三郎光村の無残な最期に至るまでを描いた小説。
「この遠雷は、三浦一族の恨みの声かもしれぬ」