若きマルクスに戻れ! 現代における疎外の超克と人間解放の道を求めて
ISBN: 9784434342677 / 2024年7月発売 / 2,420 円(税込)
マルクス主義への接近から半世紀、出発点において自らの悩みを解決するため、若きマルクスの著書を貪り読んだ頃を想起し、その後の反省及び闘う人々への“呼びかけ”として、また、人間疎外の極限状況に至った現代社会において、真の人間解放を目指す人たちへの一助となることを願いつつ、本書は書かれた。
寺田治史
ISBN: 9784434341335 / 2024年7月発売 / 1,320 円(税込)
デンマーク教育界の大家・グルントヴィの思想を受け継ぐハンス・ヘニングセン、先師・牧口と恩師・戸田の教育理念を受け継ぐ池田大作。人間教育の巨頭二人の対談は、おのずと教育の核心を我々に示唆してくれている。
笹倉正義
ISBN: 9784434338601 / 2024年6月発売 / 2,200 円(税込)
聖母子「ルカによる福音書」。マリヤさまはアロン家最後の姫であり、処女受胎によるイエスさまは唯一のアロン家の男子、大祭司として人の罪を負う宿命であり、復活のイエスさまは、その服をまとわれたマリヤさまにして、ローマでの宣教を担われた。女と男、それぞれの宿命。
東道 利廣
ISBN: 9784434338793 / 2024年5月発売 / 1,650 円(税込)
国の常識より人としての常識を! 平和を望む全ての人にできることがある。それは“人を殺すのはいやだ”と表明することだ。憲法9条は“解釈”で蹂躙され続けている。政府見解「憲法13条が武力行使を認めている」のまやかしについて、そのひ論理性を徹底分析する。戦後、戦争から平和へ、歴史の大転換を期して9条が誕生した。大転換は成らなかったが、9条の価値を訴え続けることでしか平和達成はない。ウクライナ戦争終結緊急提案(試案)も提示する。
June Chee
ISBN: 9784434332265 / 2024年1月発売 / 1,210 円(税込)
現代中国の本質を読み解く! 繰り返される中国による軍事的挑発行為や民族弾圧をはじめとする人権侵害。国際協調と民主主義をあざ笑うかのような言動の数々は、表層的理解では捉えることができない。その文化的・歴史的背景を知り、政治思想の根幹を理解することこそが、中国の覇権主義を打破するために必要とされている。
山本昭代
ISBN: 9784434327650 / 2023年10月発売 / 1,980 円(税込)
政府や軍、警察と絡み合い、メキシコ各地を支配下に置く「カルテル」-麻薬密輸組織。正義は影さえ見えず、息子が、娘が、連れ合いが、ある日突然連れ去られ、跡形もなく「消される」。恐怖にあらがい、行方不明の家族を探す女性たちのたたかいを、メキシコ各地に追う。
《倫理》論文とヴェーバーの「意図」の動態 「ロッシャーとクニース」の紙背に秘められていた真意
藤村俊郎
ISBN: 9784434325601 / 2023年8月発売 / 1,980 円(税込)
《倫理》論文を執筆し、宗教社会学的歴史家として歩み始めた時期のヴェーバーの歴史認識にかんする思索を興味深い謎解きを交えて系統的に分析。論文発表直後に論文の問題点を自己分析していたヴ ェーバーの新見地を掘り起こし、研究史の盲点を指摘。ヴェーバーの「意図」の動態を踏まえた精確な《倫理》論文像の再構築を提起し、展望する。
李有師
ISBN: 9784434321184 / 2023年6月発売 / 1,485 円(税込)
沖縄をこよなく愛し、たびたび訪れてきた著者が感じてきた違和感は、観光用のキャッチフレーズで、西表島が「ジャングル・秘境」と呼ばれることに集約される。それは西表島の生活や文化、大自然に対する畏敬などとともに、新しい時代の旅や観光の可能性を毀損するやっかいモノだった。著者は、西表島の大自然は、西表島による「観光の発明」を求めていると考える。それが、コミュニティ・リゾートという未来的観光の姿だ。
百瀬 豊・亀井淳史
ISBN: 9784434319747 / 2023年4月発売 / 1,100 円(税込)
元・機械設計会社代表の著者が、独自の視点から、世界の産業動向や中国を主体に世界の国々の経済がどう変化するのかをカオス理論を用いて予測。地球温暖化や異常気象の真の原因を特定し、世界の危機に対する日本の進むべき道を提唱する。
聖法氣學會
ISBN: 9784434316067 / 2023年2月発売 / 2,200 円(税込)
聖法氣學會が創立70周年を迎えるにあたり発刊された記念論集。伊藤聖優雨会長の「私の心に息づく気学」、松田統聖名誉会長による論考「運命、天命、そして気学の道」、そのほかに役員・会員諸氏の貴重な経験談を収録した「気学との出会い」、さらに聖法氣學會の機関誌「聖法」に掲載した記事からの抜粋、会の歴史、活動等を体系的にまとめ、聖法氣學會の70年にわたる歴史を記した「創立七十周年記念論集」。