園田裕彦
ISBN: 9784434259661 / 2019年4月発売 / 1540 円(税込)
二十歳の直生は、肺ガンを告げられたその日、“運命の人”美貴子に出逢う。命の不安があっても、美貴子を愛したい気持ちと、恋をためらう気持ち…。直生は「自分より彼女の幸せを優先する」と恋を諦めようとするが、実は、彼女にも重大な秘密があり、思いもかけない運命が二人を待っていた。命の瀬戸際で巡り逢った二人は、どう生き、どう愛したのか?人生を凝縮した至純の愛を描く。
E.C.R.ロラック 松本真一(翻訳家)
ISBN: 9784434260049 / 2019年4月発売 / 1320 円(税込)
殺されたのは誰だったのか?そして、どんな方法で殺害されたのか?真犯人が明らかにされた時、全ての伏線が繋がる。英国黄金期の息吹を伝える本格ミステリ、今や原著も入手困難な作品をついに初邦訳!
加納劼
ISBN: 9784434258565 / 2019年4月発売 / 1650 円(税込)
平安時代後期、百姓と運搬業の六郎太(稜法)を通して、真言宗中興の祖とされる覚鑁(興教大師)の姿を描いた力作。当時の時代状況や仏教の高僧の精神性を感じ取るだけでなく、いにしえの風景、地名などロードムービー的描写も楽しめる。
石田 正之
ISBN: 9784434258589 / 2019年4月発売 / 1320 円(税込)
江戸文政年間、江戸三大遊郭の一つ大坂新町遊郭を舞台に繰り広げられる大捕り物事件。大坂東町奉行所与力・大塩平八郎の功績「官吏糾弾」の全貌が明らかに。大塩処刑の地ー鳶田での息詰まる死闘が面白い!奉行所配下の諜報員闇の中の“猿”とはいったい何者なのかー。
田中勝成
ISBN: 9784434257247 / 2019年2月発売 / 1650 円(税込)
マニラ湾を紅く染める夕日の下で蠢く闇のビジネスーヤクザとストリート・チルドレンの義兄弟が追う「ブラッディ・マリー」の正体とは!?“日・比国の性暴力の連鎖を描くバイオレンス小説”。
山田にしこ
ISBN: 9784434255915 / 2019年1月発売 / 1100 円(税込)
ひとつより二人/ふたつのこころ/題なしの章/お便り/2012年2月29日/ドリームランナー/あたらしいわたし/あなたはどちらさま/いのち/いま、どこかに居るあなたへ〔ほか〕
汐海治美
ISBN: 9784434255229 / 2019年1月発売 / 880 円(税込)
10年余共に暮らしてきた愛犬「桃ちゃん」。生きて今ここにある存在同士の、濃密なふれあいの空間と時間が閉じ込められた詩集。
八雲憲司
ISBN: 9784434255274 / 2019年1月発売 / 1540 円(税込)
人のやさしさに触れ、季節を感じながら暮らす高齢者たちの日常を詠った作品集。
福庭恵子
ISBN: 9784434255212 / 2018年12月発売 / 1100 円(税込)
掌編に籠められたファンタスティックな世界ー思わず誘い込まれる、20代の作品23編を収録。