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関西・大阪で自費出版したい方必見!出版の種類や出版社の選び方を解説

問い合わせをすることが重要。



自分で文章を書くのが好きで書きためている人は、いつかは自分の著書を残してみたいと思うものです。このようなことを考える人は、日頃から小説を書くのが好きなごく一部の人であると思われがちですが、意外とこのような自著を作成することにつながる趣味というのはあるものです。小説だけでなく、詩や俳句、短歌も立派な本に仕上げることができますし、画集や写真集といったものも一冊の作品に仕上げることができます。また、最近では旅行記も流行をしており、自分の旅の記録や絶景の記録をまとめて出版するという人もいます。他にも自分の人生の歩みや起業した人ならば、会社を興して軌道に乗るまでの様子を記録したものを残したり、会社の周年記念の記念誌を作成したりと、意外と自分にとっても自費出版や執筆作業というのは身近であることもあるのです。

軽くでも興味を持ったり、自分で本を作ってみたりしたいと思えば出版社に問い合わせて実際に書籍化するとなるとどのくらいの費用がかかるのかというのを知ることもできます。自費出版と聞くと、原稿が出来上がった状態のものを出版社に持ち込んで依頼するイメージが持たれがちです。しかし、このようなものは自費での出版よりは出版社の作品として出版をしてもらうケースの場合です。自費出版であっても、もちろんすでに原稿が上がっていれば相談も具体的なものにできますが、ある程度作品の内容や装丁といったものがイメージできていれば、それを元に見積もりを作成することができます。また、アイデアはあるけれども、自分だけで本になるまでの工程をこなせるか不安。という時には、ライターの人に協力してもらって作成をするということもできます。ですから、少しでも興味を持ったら、まずは問い合わせを行うことが重要なのです。



出版の種類



これから自分で本を作ろうかと思っている人は、そもそもの自費出版という言葉の意味が正確に理解できているのか確認する必要があります。昔は、商業出版のような書店への流通を目的としない出版のことであると認識されていました。そのため、自分の記念のために著書を印刷して、周囲の人や会社の従業員へ配布するようなことを指していました。しかし、近年では著者が費用の一部を負担して本を作成するという認識に変わりつつあります。これは、書店への流通も行われるようになっているということを意味します。そのため、自分の作成した本が世間で販売されたり、本屋に並んだりということも不可能ではないのです。

本の出版形式には3つあります。自費出版というのは、個人出版とも言われることがあり、費用の全てを自分で負担して執筆から編集、デザインといった全ての作業に深く関わって本を作成していく方式です。これに対して、商業出版というのは、有名な作家の本が流通する方法で、出版社が費用を全て負担して出版します。作家には原稿料が支払われ、作家自身は執筆以外の仕事、関わらなくても本が仕上がり流通をしていきます。そして、このふたつの間に位置するのが共同出版です。出版にあたっての費用の一部を、著者が負担する代わり、書店への流通については出版社が行ってくれます。一般的には、初版分の費用を著者が負担するというものが多いと言われています。しかし、増版されることになれば印税が入ってきたり、次の著書の話が舞い込んできたりするので、一般人が書籍を作成する際には、この共同出版になることが理想的とも言われています。



出版社選びのポイント



大阪で実際に自費出版をしたいと思ったら、出版社を探す必要があります。自費出版のサポート企業として、できるだけ人気の会社を選びたいところですが、これから自分で本を作りたいと思っている人は、どんなポイントに気を付けて選べばよいのかご紹介します。

まず外せないポイントは、見積もりが依頼できるということです。すでに原稿が出来上がっている場合には、その原稿を送れば担当者が読んでくれ、なおかつ見積もりを出してもらうこともできるとなお良いでしょう。これを元に自分の本を書籍化して流通させるのか、はたまた練り直してより多くの人の手に取ってもらえるようなものにして、再度書籍化を検討するのかを選ぶこともできます。

地方に住んでいて大阪まで出てくるのが大変という場合は、インターネットでの見積もり依頼ができるところなら、気軽に頼めるでしょう。そのあとの書籍化についても、メールでのやりとりをしながら対応をしてもらい作成ができます。会社によっては、基本はメールでのやりとりでも、必要に応じて会社で対面して相談に乗ってもらうことも可能です。もちろん費用や時間の都合で、大阪まで出向くのが難しい時には、メールやテレビ電話で丁寧に対応してもらうことができます。

次に、作品に応じて負担額を下げてもらえたり、印税の率を高くしてもらえたりできるかどうかを確認しましょう。自費出版に積極的な企業であれば、低コストでの出版に協力的で他社に比べてリーズナブルな出版が実現できます。予算や納期についても柔軟に対応をしてもらうことができますし、最近の主流になりつつある電子書籍での出版に対応しているところなら、より多くの人に読んでもらうチャンスが増えます。

自費出版のメリットや魅力



大阪は関西を代表する都市の一つです。かつて大阪は天下の台所と呼ばれるほどに成長しましたし、現在でも食い倒れの街として高い人気を誇っています。観光都市としても高い人気を誇っていますし、大阪城をはじめとするさまざまな観光名所が存在することは説明するに及ばないでしょう。大阪には観光名所が豊富なだけでなくこのエリア独自の食文化も育まれていますから、グルメ目的で訪れるにも最高の都市ではないでしょうか。

自費出版で本を出すメリットですが、一つは誰でもできるということが挙げられます。本を出版するとなると面白い作品でないといけない、プロでないとムリといった先入観があるかもしれませんが、今の時代そんなことはありません。誰でも自費出版で本を出すことができますし、その気になればすぐにでも本を出版して流通させるということも可能でしょう。もちろん、お金はかかってしまいますが有名な小説家や写真家、エッセイストでなくても自分の作品を世に出すチャンスがあるというのはメリットであり魅力的な部分ではないでしょうか。

自費出版ですから自分の好きなように作品を作れるというメリットもあります。どんなに知名度が高く人気の作家であっても完全自由に作品を作るということはできません。出版社の意向をくみ取りながら執筆する必要がありますし、時には自分が書きたい作品とは違ったものを書くことになることもあるでしょう。これはお金をもらって書いているプロである以上仕方のないことです。しかし、自費出版なら自分のお金で本を出版するわけですからそのような縛りもありません。本当に自分の出したい作品を世に出せます。



ライフスタイルにも変化が



自分で本を出版するというのは大変な行為です。普通の人は文章を書くだけでも苦手なものですし、文章を書いてそれを本にして出版するという行為は本当に大変なことなのです。自分の周りを見渡せばよく分かると思いますが、周りに著作を出版しているような方がいる方は少ないでしょう。インターネットを利用すればすぐにブログを開設したりメルマガを発行したりすることは可能ですが、著書を出版するというのはなかなか真似ができることではありません。

著書があるというだけのことで人生を豊かにすることができるでしょうし、人生に張り合いも生まれるのではないでしょうか。今後のモチベーションも高くなるでしょうし、さらに素晴らしい作品を執筆しようというやる気に繋がります。自身をセルフプロデュースするときにも著書があるというだけで凄い人間であるかのような印象を与えることができますし、周りからの評価も大きく変わってくるのではないでしょうか。自分を他人に紹介するときなども著書を渡すことで考え方や思想、人となりなどを知ってもらうことができるでしょう。

今でこそ自費出版は誰でもできるようになりましたし、ハードルも以前に比べて随分低くなりました。以前よりも遥かにコストも低くなりましたし、誰にでも平等にチャンスが与えられるようになったのです。しかし、いくら本を出版するハードルが低くなったとはいえそれを実行する人は決して多くはありません。そもそも自費で出版できるということを知らない方が多いですし、本を出版できるのは凄い人という認識を多くの人は持っているのです。



今後の仕事にも役立つ可能性



自分の著作を出版することで思想や人となりを発信することができます。しかも、それが書店に並ぶとなるとその影響力はそれなりに大きいと言えるのではないでしょうか。仮にこれから何らかのビジネスを始めようとしているのならその足掛かりになるかもしれませんし、事業を加速化させるためのツールとして活用できる可能性もあります。起業して本を著作した方は大勢いますし、上手にビジネスに取り込んでいる方もたくさんいます。自費で出版した本によってビジネスチャンスを広げることにも役立つのです。

普通の人は本を出版するという考えがまずありませんし、書店に著作が並んでいるというだけでとんでもなく凄い人という印象を与えることができるでしょう。実際は誰でも自費で本を出版することはできるのですが、普通の人はそんなことすら知らないのです。書店に著作が並んでいると伝えればそれだけで周囲からの信頼を集めることができるでしょうし、顧客や消費者へ与える信頼感も大きなものとなるでしょう。このように、ビジネスにおいても大きく役立ってくれるのです。

もちろん、物書きとして知名度をアップさせるということも可能でしょう。今まで何度も出版社に持ち込んだもののまったく相手にしてもらえなかった、という方でも自費出版という手を使えば著作を書店に並べることができます。そこから爆発的に知名度がアップするという可能性もなくはないのですから、チャンスを広げるという意味では非常に意義のあることでしょう。本が書店に並び自分の名前が入っているというだけで知名度アップに役立ちます。


こちらの記事の監修者

自費出版の風詠社コラム編集担当 大杉剛

  • 株式会社風詠社代表取締役社長。
  • 1979年3月、早稲田大学第一文学部ロシア文学専攻卒業。
  • 畜産関係業界紙編集記者を経て、印刷会社でシャープ(株)の社内報編集を担当。
  • その後、東京および関西に本社を置く自費出版会社3社に勤務し、企画・編集した書籍は450点以上。2008年に株式会社風詠社を設立。自費出版の編集歴は30年以上。
  • コラムでは、読者の皆様や自費出版を検討されている方に、有益な情報をお届けすることを目標に執筆しています。

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