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自分の原稿を本にする方法について

趣味で詩や俳句、小説などを作成し、その原稿が関東の自宅に眠っているという場合には、自費出版を検討してみるのも良いでしょう。プロの書き手でなくても、費用を負担することによって自分の作品を本にすることが可能になります。その道のプロフェッショナルとして作品を仕上げ出版する場合には、出版社の意向も考慮に入れなければなりませんが、自費出版の場合、より自由度の高いスタイルで手続きを進めることができます。例えば、本を売って金銭的メリットを得るのではなく、自分にとっての記念の品として保管するために出版をするといったことも可能です。
自費出版の場合、出版の目的や創作レベルは人それぞれに異なります。また、作品が未完成の状態であるものの、とりあえず出版費用の概算金額が知りたいという方もいらっしゃることでしょう。それらの問題を解決するためには、専門の業者を利用するのもおすすめの方法です。
中でも一人ひとりの顧客にフレキシブルに対応し、概算費用の見積もりにも快く応じてくれる業者は便利に使用することができます。また、出版関連の資料やサンプルを提供してくれる業者も存在します。出版資料や出版本のサンプルは、自費出版を検討する上で手続きの方法を確認したり、本の仕上がり状態を把握したりするために活用することができます。

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自費出版をするにあたって関東の出版社を利用する場合、業者の選び方にも気を配りたいところです。自費出版にかかる費用は、利用する業者が提供しているサービス内容によっても違いが生じてきます。出版費用については市場の相場がありますが、さらに具体的な金額が知りたい場合は業者に見積もりを依頼すると良いでしょう。無料で見積もりをしてくれる業者は、利用価値が高くなります。
見積もりは複数の業者に依頼し、提示された金額を比較することで条件の良い会社が見つかりやすくなります。また、見積もりを取る際には、金額だけではなく企画内容もしっかりと確認しておくことが大切です。費用の安さだけで業者を選定すると、コストは安上がりになっても納得のいくサービスが提供されない可能性もあるので注意する必要があります。
自費出版の場合には費用を自分で負担することとなりますが、業者に自費出版を依頼して出版した本が売れた場合、還付金を受け取ることが可能になります。本の売り上げに対する還付金の比率は業者によって違いがあるので、高率の会社を選ぶことで多くの金銭的メリットを得ることができます。
また、予算や納期などに関する要望がある場合には、事前に業者へ伝えておくことが大事になります。こちらの事前準備を怠り、出版作業がスタートしてしまってからでは依頼内容の変更やキャンセルをするためにかかる負担も重くなるので、気をつける必要があります。

自費出版の魅力や出版社の上手な選び方などをご紹介


関東には、プロの作家も数多く存在します。手練れのプロの作品は完成度が高くなりますが、素人の自費出版した作品には手作りの温かみが感じられます。素人の作品は、当然のことながら欠点が少なからずありますが、それも素人の作品ならではの魅力と言えます。世の中には、素人の作品を待ち望んでいる人も少なくないので、自分の作品に自信が持てなくても自費出版にチャレンジしてみる意味はあります。
自費出版を専門業者に依頼する場合、気になるポイントの一つに費用の問題があります。業者の中には、メディアに原稿募集の広告を掲載しているところも存在します。そのような会社は知名度が高く、利用するに際して安心感がありますが、広告や宣伝に多額の費用がかかることから、自費出版費用が割高に設定されている可能性があります。こちらの問題が気にかかる場合は、メディアを通じた広告や宣伝活動をしていない業者を選ぶのも選択肢の一つです。
また、本を出版するためには、一つひとつの作品を読んで編集作業を行う必要があります。作品の内容はそれぞれに異なるので、編集作業をオートメーション化することは難しくなります。そのため、出版社の規模にかかわらず、編集作業は手作業によって行われているというのが実情で、大量生産によるコストダウンは期待しにくくなります。したがって、出版社を選定する際には事業規模ではなく、作業品質などのサービス面に気を配ることが、希望通りの作品を自費出版することにつながるでしょう。
プロの作家でなければ、自分の作品を世に送り出す機会は多くないでしょう。また、出版にかかる費用を自分で支払うからには、経済的な問題も気になるところです。それらの問題があるにもかかわらず、一冊の本を出版することにこだわりを持って出版に踏み切るのであれば、やはり納得のゆく結果を出したいものです。出版社を選定するに際しても、一人ひとりの顧客に誠実な対応をしてくれるところを選びましょう。

こちらの記事の監修者

自費出版の風詠社コラム編集担当 大杉剛

  • 株式会社風詠社代表取締役社長。
  • 1979年3月、早稲田大学第一文学部ロシア文学専攻卒業。
  • 畜産関係業界紙編集記者を経て、印刷会社でシャープ(株)の社内報編集を担当。
  • その後、東京および関西に本社を置く自費出版会社3社に勤務し、企画・編集した書籍は450点以上。2008年に株式会社風詠社を設立。自費出版の編集歴は30年以上。
  • コラムでは、読者の皆様や自費出版を検討されている方に、有益な情報をお届けすることを目標に執筆しています。

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